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BE HUMBLE...

就活2018に挑む男子大学生の記録。

就活の迷い

ゼミの友人に、すごく謙虚なやつがいる。

 

そいつは自分のことを自慢しないし、いつも周りの人の話を聞く側だ。そんな性格からか、ゼミでもサークルでも人気だ。

 

コミュ力はあるけどひけらかさない、すげー話しやすくて良いやつである。

 

そうそう、根っからの都会っ子のくせして、都会っぽくないのもそいつの特徴だ。

 

そんな彼のことを、皆気に入っている。もちろん僕もだ。

 

 

 

先週、そいつと飯を食う機会があった。

 

就活の時期なので、もちろん会話の約8割は就活の話。あそこはどうだった、でもあそこはこうだった...などと、お互いの近況を話す。

 

もちろんほとんど僕が話して、そいつは聞き役だったけど。

 

「就活ってさー、第一志望をそりゃもちろん目指すけど、落ちたら他のとこに行くわけじゃん? 第一志望の企業でやりたかった夢があったのに、それを否定されて急に違う夢に置き換えないといけなくなるの...なんか嫌だよな。それに慣れる自分も怖いわー。」

 

ここ最近、僕がずっと思ってたことをそいつに話してみた。そこから、就活生は誰もが通るであろう「本当に行きたい企業をいくつか受けるべきか、あるいは保険をかけて何十社も受けるべきか」という議論に話が進んだ。

 

もちろん行きたい企業に行くことが、就活生の目標地点である。しかし、世の中そんなに甘くないのが現実だ。なんてったって、英語がペラペラのあいつや、学部一賢いあいつだって何社も落ちるのだから。

 

「俺は保険かけて何十社も出すかな...たぶん合計で30社ちょいぐらいES出すよ。」

 

やっぱそうだよなぁ〜と、安い居酒屋でうなだれる僕。ちなみにこの時点で僕は12社しかESを出していなかった。そして、そいつはこう続けた。

 

「何十社も出さないと怖いよなー。手駒なくなったらそれこそやばいし。大手病ってのもあるけどさー。でも俺、とりあえず家族とか大事にしたいし...。あまり夢見るのもあれだよな、難しいよな。とりあえず頑張らないとなー。子供とか養えるよう、ちゃんと内定とって頑張らなきゃ。」

 

その時僕は、心がなぜかすごく苦しくなった。

 

そいつが言ったことはすげー現実的だったけど、何かめちゃめちゃ正解な気がした。

 

「俺は、こいつのようには絶対なれない」

 

強く心の中でそう思ったと同時に、そいつはまた繰り返す。

 

「までも、就活お前は大丈夫っしょ〜。」

 

 

 

僕は、本当に大丈夫なのだろうか。